自然健康塗装無垢の店サンウッド

複合フローリングと単層フローリング


複合フローリングは合板に突き板(木をスライスした0.3~1.5ミリの薄板)または挽き板(のこぎりで薄く挽いた3~5ミリの薄板)を貼ったもの。 単層フローリングは無垢材のフローリングです。 現在圧倒的に複合フローリングが普及していますが、出来れば無垢フローリングにしたいものです。 強度、耐久性、調湿機能などの性能面で無垢フローリングの方が遙かに優れているからです。 下の複合フローリングの作り方を読んでください。 複合フローリングが何故無垢に劣るのか、よく分かると思います。

複合フローリングの作り方

複合フローリング(合板突き板貼りカラーフロア)はこうして作られます

  1. 厚い板を何枚か重ね合わせ、強力な接着剤ではぎ合わせます。
  2. はぎ合わせた積層厚板を、0.3~0.6mm程度にスライスします。
  3. スライス単板を合板の上に強力な接着剤で貼り付けます。
  4. 最後に表面を塗装します。ウレタン塗装か最近はUV塗装(紫外線で瞬時に乾燥する塗装方法でフローリングに最も使われている方法)が一般的です。

すると見た目がきれいな複合フローリングの出来上がりです。 合板ですから無垢の木にない優れた特徴を持ちます。 軽くて、反り曲がりの無い施工の楽な、カラーフロアです。 しかし、いったい何回接着剤で張り合わせているのでしょうか。 合板を作るのに数回(4、5回以上)、積層材を作るのに数回、そして最後にスライスベニアを合板に貼ります。 これでは本来の木の良さを保つ事は出来ないでしょう。 無垢材自然健康塗装のフローリングをおすすめする理由がここにあります。 無垢だからこそ、強度と耐久性に優れ、長年使用してもびくともしません。 10年後を比較したら複合フローリングとの差は歴然としています。 自然塗料なら、木の持つ調湿機能も損なわれません。 傷がついても、軽く削り取って(研磨して)もう一度塗ればOKです。 出来れば自然塗装無垢フローリングを使いたいものです。