自然健康塗装無垢の店サンウッド

サンウッド シックハウスニュース


植物でシックハウス浄化

近大、京大 (2008.11.11 朝日) 「細菌遺伝子で」

シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドを吸収する植物を、 泉井近大教授と阪井京大教授らが開発した。 ホルムアルデヒドを栄養源にする細菌の遺伝子を組み込むことで、 植物に新たな性質を持たせる事に成功した。
坂井教授らは、メタノールをホルムアルデヒドに変えて、 栄養源として体内に取り込むメチロトローフと呼ばれる細菌に注目。 この細菌が持つ2種類の遺伝子を、実験植物のシロイヌナズナとタバコに組み込んだところ、 二酸化炭素の代りにホルムアルデヒドを使って光合成する植物ができた。
このシロイヌナズナと野生種を4週間、 高濃度のホルムアルデヒドが入った容器の中で栽培すると、 遺伝子を組み換えたシロイヌナズナだけが枯れずに生き残った。 容器内のホルムアルデヒドの濃度も野生種の容器と比べて、 10分の1程度に減っていた。
今後、観葉植物に応用し、商品化も目指したいとの事。

木製ベッド、ホルムアルデヒドが発生

国民生活センター (2008.11.09 読売) 「合板の接着剤などに使われているホルムアルデヒドが原因」

組み立て式の木製ベッドから、頭痛や目まいなどのシックハウス症候群の原因とされる化学物質ホルムアルデヒドが発生し、中には厚生労働省の指針値を上回る商品もあることが、国民生活センターのテストで明らかになった。センターでは「購入時には、ホルムアルデヒドを低減した商品を選ぶなどの対応を」と消費者に呼び掛けている。
全国の消費生活センターには2003年4月から今年8月までに、ベッドから出るにおいなどに関する相談が214件寄せられている。「頭が痛い」「息苦しい」といった症状を訴える内容は113件にのぼり、このうち治療に1か月以上かかった事例が11件あった。
においや症状は、合板の接着剤などに使われているホルムアルデヒドが原因とみられるため、国民生活センターは木製ベッドのテストを行った。通信販売などで売られている5万円以下の組み立て式ベッド7点について、試験室に新品を設置し、1日後の室内のホルムアルデヒドの気中濃度を調べた。
その結果、すべての商品についてホルムアルデヒドの発生が認められ、うち3点が厚生労働省の室内濃度指針値(1立方メートル中100マイクロ・グラム)を上回った。最も高いものは指針値の7倍以上にも達していた。一方で、「低ホルムアルデヒド」をうたっている商品2点はいずれも、指針値の約半分の濃度に収まった。
テスト結果をふまえ、国民生活センターは、業界団体に対して改善を要望した。化学物質に関する注意表示は、カタログなどにないことが多く、「購入前に、店員や業者に直接確認を」と勧めている。

宮城二女高「シックハウス症候群」

宮城二女高 (2008.09.20 読売) 「症状を訴えた生徒は91人に上る」

宮城二女高の仮設校舎で生徒らが化学物質による「シックハウス症候群」と診断された問題で、県教委が今月実施した生徒の健康調査で、症状を訴えた生徒は91人に上っていることが、19日わかった。7月の調査では38人だった。
調査は今月9日、生徒全員を対象に、前回同様、体調変化についてアンケートで尋ねた。 県教委が行った有機化合物の詳細な調査では、音楽室で厚生労働省が示す暫定目標値を超える揮発性有機化合物を検知したという。県教委は、各教室に換気扇を設置し24時間稼働させる。高校教育課は「専門家の協力を得て早急に対応する」としている。

宮城二女高でシックハウス

宮城二女高 (2008.07.30 読売) 「5人が「シックハウス症候群」」

宮城二女高(仙台市若林区、836人)の仮設校舎(同市太白区)で、頭痛やめまいを訴えた生徒4人と女性教諭の計5人が、化学物質による「シックハウス症候群」と診断され、県教委は29日、原因調査を始めた。同校のアンケート調査によると、半数近い生徒が異臭を感じていた。調査は8月1日までの4日間、教室や体育館など9か所で実施する。県教委は、必要に応じて建材の取り換えや洗浄などの対策を講じる。
同校は2010年度からの男女共学化に向けて新校舎を建設中で、4月から仮設校舎で授業をしている。

【担当コメント】
材料は全て☆☆☆☆のはずなのに、学校は相変わらず続きますね。 ホルムアルデヒド規制だけでは駄目という事でしょうか。 大臣認定制度が機能していない可能性もあります。 なるべく自然塗装をした無垢の木を使いたいです。