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サンウッド シックハウスニュース


ケミレスタウン・プロジェクト

(2007.5.13 読売) 「化学物質の使用を極力抑えたモデルタウン」

千葉大学環境健康フィールド科学センター(柏市柏の葉)で、化学物質の使用を極力抑えたモデルタウンの建設が進んでいる。健康に優しい環境作りを研究する「ケミレスタウン・プロジェクト」の一環。4月21、22の両日、シックハウス症候群に関する研究が行われる実験棟の一部が一般公開された。
外見はごく普通の一戸建ての住宅4棟だが、天然素材だけを使用したり、化学物質を減らす効果がある建材を多用したりと、共同研究に参加する住宅メーカー5社の創意工夫がこらされている。公開されたのはこのうち3棟で、参加者たちは見て回りながら、業者に建材や設備の特徴について熱心に質問していた。
将来は、ここにシックハウス症候群が疑われる子供らが一時的に滞在し、症状の変化などを観察する計画だ。
今後は、診療や化学物質を低減した製品の展示などを行う「テーマ棟」が別の一画に完成する。情報発信や人材育成などにも着手し、大がかりなプロジェクトが本格始動する。

無料住宅相談、3か所に開設(大阪・鶴見など)

(2007.4.18 読売) 「建築士ら専門家が待機」

財団法人「大阪住宅センター」(06・6253・0163)は21日、無料の住宅相談窓口を大阪市鶴見区、大阪府箕面市、同岸和田市の住宅展示場内に「地域センター」として新設する。毎週金曜から月曜までの4日間、午前10時~午後5時まで建築士ら専門家が待機して相談に応じるほか、新規分譲物件などの情報を提供する。平日に実施している大阪市中央区の大阪住宅センターでの相談に加え、利便性を高める。

4児童と東京・調布市が和解

(2007.2.28 読売) 「深く反省し、謝罪する」

東京都調布市の市立調和小学校に通う児童らにシックハウス症候群とみられる症状が出たとして、当時の児童4人が2004年6月、市に計2000万円の損害賠償を求めていた訴訟で、同市は27日、市が児童4人に計460万円を支払うなどの内容で双方が和解に合意したと発表した。和解条項で市は、教職員にシックハウスの十分な知識がなかったことを認めた上で、児童・生徒に健康被害を発生させたことなどについて「深く反省し、謝罪する」と明記している。

堺のシックスクール訴訟で和解

(2007.2.26 読売) 「和解金500万円」

堺市堺区の私立湊保育園で2002年、高濃度のトルエンが検出されたのに開園を許可したためにシックハウス症候群になったとして、当時の園児30人が市などを相手に損害賠償を求めた「シックスクール訴訟」は16日、同区の設計会社が和解金500万円を支払うことなどを条件に大阪地裁堺支部で和解が成立し、訴訟が終結した。
「湊保育園シックハウス被害者の会」代表の柚原聡美さん(35)は「市などがどのように再発防止に努めるのか、監視していく」と話した。